食品衛生責任者の講習会とは
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飲食店舗を営業する場合に必要となるのが食品衛生責任者です。どこの飲食店にも必ず一人は配置されており、食品を提供する際に必須の国家資格です。
食品衛生責任者資格は各自治体が開催している講習会を受講すれば、取得可能です。
講習会ではどんなことを勉強するのか、試験はあるのか、難易度は高いのか、気になる方もいるかと思われます。そこで、本コラムではその講習会に関してご説明いたします。是非、参考にしてください。
食品衛生責任者は一店舗に一名以上配置が原則
食品衛生責任者とは、飲食店や食品工場の運営などにおいて、施設内での食中毒を防ぎ、食品衛生法を遵守する目的で配置される方です。
飲食営業には原則として一店舗につき一名以上の食品衛生責任者を配置しなければなりません。もし、食品衛生責任者がいない状態でお店を開くと、最悪の場合、営業停止や営業許可の取消しの対象となってしまいます。
必ず、お店で働く方の誰かが講習会に申込みをした上で、資格を取得する必要があります。
食品衛生責任者講習会はいつ開かれるの?
資格を取得するための講習会は毎日開かれているわけではなく、自治体によって月に複数回程度の場合や、隔月に数回程度の場合もあります。最新の日程は各自治体のホームページで確認した方が良いでしょう。
試験の開催頻度が多いからと言って、申込を後回しにしてしまうのはやめておきましょう。会場の規模が小さい場合は、希望の回がすぐに埋まってしまうケースもあります。
取得が遅れてしまうと、お店の開店スケジュールにも影響してきます。よって、早めに申込みをする方が良いでしょう。
なお、満席になっていても、会場によっては当日のキャンセル待ちも行っていることがあるので、事前に確認しておくべきです。また、会場も複数ある場合が多いので、そちらも併せて確認しておくと良いでしょう。
ちなみに、コロナ感染症の影響を踏まえて、オンラインによる食品衛生責任者講習が行われている場合もありますので、こちらもチェックしておきましょう。
食品衛生責任者講習会の内容とは?
講習会は1日で済みます。講習内容は全国で決まっていて以下のカリキュラムに沿って行われます。
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・衛生法規…2時間
・公衆衛生学…1時間
・食品衛生学…3時間
講習内容は、食品衛生法についてのこと、水質検査の必要性、食中毒・ウイルスに関しての知識・対処方法など、飲食店や食品工場での勤務に活用する事項を学びます。
自治体によって変わりますが、講習会の最後に試験が行われる場合もあります。テストといっても、講義の内容から出題され、難易度は高くありません。きちんと講習を理解していれば問題なく、受かるでしょう。
指定の資格保有者は講習会が免除される
食品衛生責任者講習会は食品衛生に関するものなので、それらについて十分な知識を有している方は受講が免除されます。
具体的な免除例では、以下の資格者が該当します。
- ・栄養士
- ・調理師
- ・製菓衛生師
- ・医師
- ・歯科医師
- ・薬剤師
この他にも、大学で畜産学や農芸化学等を履修して所定の単位を取得している方も免除対象者です。
なお、免除対象は各自治体によって若干異なるので、必ず確認をしておきましょう。
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税理士法人 新日本
代表社員 藤本 尚士
飲食店開業支援のベテラン。
これまで代表取締役経験などを経験しており、経営者の視点にたつことができます。
経験に裏打ちされた税務、実務、税務調査能力に加え、最新の税務知識を駆使した節税や経営アドバイスを兼ね備えるとともに、弁護士・司法書士・社会保険労務士・行政書士などの強力なネットワークでワンストップサービスを実現します。
主な資格:
税理士、行政書士、宅建取引士、税務調査士、相続診断士、ファイナンシャルプランナー2級など