用途地域は最初に確認するもの!

2021年02月02日(火)8:00 AM
飲食店街
 

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飲食店を開く場合は、「どこに開くか」が重要になります。これはお店が成功するかどうかということではなくて、地域によっては飲食店が開けない場所もあるからです

各地域には「用途地域」が定められています。あまり聞かない言葉ですが、みなさんが生活している場所も、「住居地域」や「商業地域」といった区分がされているのです。

 

用途地域とは

 

用途地域とは、地域によって建築物の用途制限を設けたものです。住宅や飲食店、ホテル、キャバクラなど各用途によって、建てられる場所は変わります。

用途地域は13個に土地を区分します。

  • ・第一種低層住居専用地域
  • ・第二種低層住居専用地域
  • ・第一種中高層住居専用地域
  • ・第二種中高層住居専用地域
  • ・第一種住居地域
  • ・第二種住居地域
  • ・準住居地域
  • ・田園住居地域
  • ・近隣商業地域
  • ・商業地域
  • ・準工業地域
  • ・工業地域
  • ・工業専用地域
 

みなさんが住んでいる地域も上記の地域区分のいずれかに該当します。(あまりないですが、用途地域の指定のない区域もあります。)

どの地域に飲食店が建てられるかは、各都道府県によって変わるので注意しましょう。また、飲食店がOKな地域でも、床面積や階数が制限される場合があります

その他にも、バーや居酒屋といった深夜酒類提供飲食店営業届が必要なお店、キャバクラなどの風俗営業1号許可が必要なお店でも、出店できる地域が違ってきます。

 

用途地域は最初に確認

 

用途地域は物件を決める前に必ず確認しましょう

契約した物件が、飲食店を開けない用途地域の場合、飲食店営業許可は下りません。そうなれば、お店を契約する際に支払った費用や、労力が無駄になってしまいます。

お店を開きたい場所や物件が見つかったら、どの用途地域か必ず確認してください。

用途地域を確認する方法はインターネットで調べるか役所の窓口に直接問い合わせるかです。ただし、建物が用途地域の境目にあったりする場合など判断が難しいケースもあるので、役所の窓口で職員に直接確認する方が間違いがなく簡単です。

開業申請のサポートを専門家にお願いする場合は、専門家が教えてくれます。

 
 

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