居抜き物件での開業について

2020年09月22日(火)8:00 AM
居抜き物件
 

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飲食店を開業するにあたって、居抜き物件を利用する場合もあるかと思います。居抜き物件とは、前のテナントで利用していた設備や什器等を引き継げる物件のことです。

キッチンなどをそのまま利用できるので、開業費を安く抑えられるメリットがありますが、反面、レイアウト変更を容易にできないなどのデメリットがあり、注意が必要です。

 

居抜き物件のメリット

 

居抜き物件の良いところをあげると

  • ・開業時の費用が安く抑えられる
  • ・工期を短縮できる
  • ・以前からの顧客を取り込みやすい
 

が挙げられます。

前の施設の設備や備品を引き継げるので、大抵の場合は工事や内装の費用が安くなります。物件自体が新しければ、その分かかる費用も減っていきます。

工事箇所も減ることから、工期が短縮できて開業までの日数もかからないと言えます。同じ業種の飲食店を経営する場合なら、材料さえ揃えれば開業可能な物件もあります。

また、以前のお店のイメージをある程度引継ぐので、上手く行けば顧客を取り込める場合もあります。

 

居抜き物件のデメリット

 
  • ・工事が始まってからトラブルが発覚することも
  • ・設備が古すぎると使用できない可能性も
  • ・前店舗の印象を引きずってしまう
 

前述したメリットを享受するには「物件の状態が良く、既存の装備を最大限に利用できる場合」です。つまり、物件の状態や開業する業種の種類によっては、工事費用が多くかかったり、工期が長くなる可能性もあります

また、前のお店から譲り受けたレイアウトで開業する=イメージを引きずる可能性もあります。同じ業種なら良いですが、全く違う層をターゲットにするのであれば、イメージの払拭に苦労するかもしれません。(内装やレイアウトを大きく変更しようとしても、既存設備の撤去作業が加わるため、逆に費用が高くついてしまいます。)

 

対策方法

 

(1)物件の状態を細かく確認する

 

長期間使用されていない物件だと、設備に問題があるケースもあります

例えば、厨房設備でも冷蔵庫のモーターやコンプレッサーに不具合があり、使用できなくなっている可能性もあります。買い換えや修理となると、その分費用はかかってしまいますし、開業日程にも影響します。

また、壁が汚れている・匂いが取れないといった事項を見逃すと、その分の改装費も高くついてしまいます。譲渡料を払ってから気付いても手遅れです。

動かなくなった機械や、内装の状態など、事前にしっかりと確認しておきましょう。

 

(2)リース契約の有無

 

物件によっては一部の備品にリース製品を利用している場合があります。

リース契約をした厨房機器などがあれば、該当する設備や機器はリース会社が持ち帰ってしまいます。もしお店のオープン後に、それが発覚すると大変です。

不動産契約を行う前に、リースでの契約品がないかチェックしましょう。

 

(3)設備のリストを必ずもらう

 

譲渡を行なう前に、譲り受ける設備や備品のリストを前の事業者から必ず提出してもらいます。引き渡しの際にリストを確認し、資産譲渡を契約の際に実行してもらう必要があります。

そうしないと、決算の際に資産を計上できなくなり、経費節減ができない上、何らかの問題が起こったときのリスク回避もできません。

 
 

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